歯車党日記

オタク系フリーライター&編集者・石黒直樹の徒然日記&コラムです

Re:『コンクリート』上映問題に見える、捏造されるネット言論

04/06/24-10:56
どうも、ロリオタで唐沢俊一の子分の石黒です……
って、これは捏造じゃよ! わしを陥れようとする映画秘宝シンパの陰謀じゃよ〜(C)ファーザー

 アクセスログに2ちゃんからのリンクがあったので辿ってみたら、映画秘宝スレからのもので、上記のような石黒像が語られていたという罠(笑)。俺はどちらかというと眼鏡・巨乳属性ですし、面識のない俺なんかが子分などと呼ばれたら唐沢氏が迷惑だろうに。
 まあ、この前の映画秘宝ネタの部分はちょっと熱くなりすぎたせいでこんなことを言われたんでしょうけど。一応断っておくと、一部のアレなスタッフ(というか田野辺)絡みの記事を除けば、相変わらず映画秘宝は好きな雑誌なんで買えば隅々まで読みますとも、ええ。ついでに言えば、佐世保の事件のせいで『バトルロワイヤル』の放送中止&DVD発売延期という自主規制という名の表現の圧殺に対して(例え田野辺のドキュン発言であろうとも)何も言わない秘宝にガッカリしたというのも大きいんですわ。秘宝より3日程発売の早い月刊誌・MacPowerのカラーページで、川崎和夫氏が事件に関して触れられたんだから、作業工程の都合で間に合わなかったわけではないんだろうし。
『コンクリート』上映中止運動に関しては、確かに「祭りだ!」というノリで無言電話や抗議ファックスをしたバカも多数いるとは思います(少なくとも無言電話はそうだろう)。でも、それなら余計に抗議に屈した制作・上映サイドの罪は重いし糾弾すべきだろう。相手の本気具合ぐらい読み取れないなら、最初からネットなど完全無視すればいい。「2ちゃんねる」のイメージだけで過敏に反応しすぎだ。
 秘宝にしてもアウトローぶりや男気を売りにしているんだったら、殴っても反撃してこなさそうな相手だけ選んで殴ってないで、もっと巨大な敵である世間や一般マスコミに噛みついて映画のために戦ってほしいものですが。

 話は変わって、コメントで情報をいただいたネット言論絡みの興味深い記事。
●木村剛「サイバーワールドとリアルワールドの戦いが始まる」(日経BizPlus)
 要約すると匿名ネット言論としての2ちゃんねるの存在はネガティブな評価ながらも海外でも注目されるものとなっているが、匿名であることを良いことに誹謗中傷をこのまま繰り返す存在となれば、いずれはリアルワールドからの攻撃で潰されて「匿名下での言論の自由」は奪われることとなる。この自由を守りたければ、発言者はさらに一段高みから戦局を見据えて、いかに戦うか考えなければならない……というもの。
 以前、友人とメーリングリスト上で「ネットはマスコミに取って代われるか?」というネタで色々と論争したことが。友人が「個人でもマスコミと対等の立場で発言できること」の素晴らしさを説いていたのに対し、自分は「個人であることを理由に情報発信の責任をあやふやにするようなら、個人のネット言論がマスコミを凌駕することはない」と反論しました。
 そして現在は、BLOGやテキスト系個人サイトによって責任ある個人の情報発信が広がっていく一方で、匿名ゆえの責任放棄がまかり通る2ちゃんねると、ネット言論は二極化の様相を呈している。でも、最近の2ちゃんねるは次々と名誉毀損系の訴訟を起こされて敗訴続き。賠償金支払いの判決を受けてもひろゆき氏は飄々としているようだが、いずれそれが限界点に達した時は2ちゃんねるき何の予告もなくあっさり消えてしまうかも知れない。誰とも知らない相手が書き込んだ無責任な書き込みのリスクをいつまでも背負い続けてまで、ひろゆき氏が「匿名下での言論の自由」の砦として戦い続ける義理などおそらくはないのだろうから。
 だからといって、無責任な問題書き込みをする一部2ちゃんねらーが、問題意識を持って自分の発言の姿勢を考えることなどまず無いような気もする。そういう人は無責任に悪口をぶちまけたいから2ちゃんねるに来るのだから。匿名ネット言論の先行きは少しづつ暗さを増している気がする。

Track Back URL: http://s03.2log.net/editor/tb.php?id=a4650:blog:90


( ・∀・)つ〃∩ ヘェーヘェーヘェー

Posted by 石黒直樹
歯車党日記