ブックレビュー『LOVE ME DO』『語ろうシャア!』
04/03/27-05:44
言いたいことも言い尽くしたし、リンク貼ってる反対系の意見も「萌えオタうぜえ」で完結してしまってる感じのしか見つからないので、映画秘宝がらみの話題は大きな動きでもない限りはとりあえず打ち止めってことで。今回の件からいろいろと考えてみたオタク関係のネタに関しては、いずれ書いていきますが。
LOVE ME DO 1 (1)まんがタイムコミックス 新城るる『まんがタイムきらら』と言えば、一番人気は
『トリコロ』なんでしょうが(まあ俺も好きですが。
2巻もゲットして「にわたん(;´Д`)ハァハァ」だし)、石黒が一番楽しみにしてるのが、この『LOVE ME DO』です。元々この人のまったりとした絵と作風は好きだったのですが、今作ではなんと言っても
犬耳メイドロボのモンちゃんが(・∀・)イイ!!。 メイドとしての完璧な仕事ぶりと主人(幼妻のアイちゃん)を主人とも思わぬクールで毒舌なツッコミマシンぶり、そしてストレス&アイちゃんの影響から見せるぶっ壊れた言動の数々の楽しさ……
こんな凄いメイドロボが、ホームセンターで680円(税抜)で買えてしまう世界なんて、あと何年で訪れるんだろうか(;´Д`)ハァハァ とにかく全編にちりばめられたアイとモンちゃんの掛け合いの妙が何とも心地よい作品なので、萌えキャラ好きはもちろん「萌え4コマはどうも……」という正当派4コマ漫画ファンの人にもお勧めですよ。
永遠のガンダムシリーズVol.2 語ろうシャア!※アマゾンにて「在庫切れ」表示が出ていますが、正式発売日は3/30なのでこまめにチェックしてみてください。 安田朗(『ターンAガンダム』キャラクターデザイン)、寺田貴信(『スーパーロボット大戦』プロデューサー)、樋口真嗣(平成ガメラシリーズ特技監督)、大徳哲雄(元『月刊アウト』編集長)、小牧雅伸(元『アニメック』編集長)、涼平(俳優・『ガンダムSEED』オルガ・サブナック役)、ササキバラゴウ(アニメ評論家)、福田己津央(『ガンダムSEED』監督)らが語る、シャア・アズナブルの魅力をまとめたインタビュー集。奇しくも先週末に新創刊した『日経キャラクターズ』もシャア特集で、この本では企画段階で外された池田秀一・富野由悠季両氏へのインタビューも掲載されているので、両方併せて読むといいかも。
各人がそれぞれの立場から、ファーストガンダムへの熱い思い入れやキャラクターとしてのシャアの変遷などに関する独自の分析を語っているので、読み応えはなかなかのもの。いままで積み上げられてきたシャア観をぶち壊しかねない小牧氏の語りなんかは必読かも。ただ、一人だけガクンとレベルが落ちているように思えたのが福田己津央。「シャアはファーストガンダムでの格好良さこそすべて。クワトロや『逆シャア』のシャアはダメ」みたいな感じで本題を投げてしまい、半分以上『SEED』絡みの話ばかりで萎えます。特に
ラウ・ル・クルーゼはシャアを意識したキャラではないという説明の部分では
「僕の中では、シャアに当たるキャラクターはアスランだと思っていたからです」
「そもそもアスランに赤を着せて、赤い機体に乗せていますからね。どう考えても『ファースト』のファンの人たちなら、こいつがシャアだなって直感的にわかるような記号を入れてますから」 というガンオタだけでなくSEEDオンリーのファンまでひっくり返りそうな珍説を繰り広げるあたりはもう(;´Д`)。福田監督には日経キャラクターズで富野御大が語っていた言葉を捧げたい……
「ただ赤く塗っただけでシャア専用を名乗るような商品は、どこか間違っていると思います。誤解を恐れずに言いますが、赤いだけという志の低い商品は、ぼくの目の前からなくなってほしいと思っています」 なんというか、福田監督がどの程度のレベルで『ファーストガンダム』を咀嚼して、『SEED』を生み出したのかがよくわかる貴重なテキストかもしれませんが、
正直シャアの本でこれは読みたくないなあと。富野御大をはじめとするオリジナルスタッフに話を聞かなかった理由を
「つくる側」ではなく「見る側」の視点から、シャアの魅力に迫ってみようと考えたとあるのですが、それでも福田監督のこんな談話載せるぐらいなら、シメとして富野御大に話を聞くべきだったんじゃないかと。もしくはもうちょっとシャアに思い入れのある人を入れてほしかったですわ。
福田監督インタビューはアレですが、他の人の話はどれも面白いし、幕間のコラムもよくまとまっているので、ガンオタなら読んでソン無しかと。
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( ・∀・)つ〃∩ ヘェーヘェーヘェー
Posted by 石黒直樹