04/01/19-20:41
漫画・同人誌関係に累が及ぶ規制として、その内容が危ぶまれていた
青少年問題協議会による大幅な都条例改正案ですが、一番ヤバげだった
「包括指定」(有害な描写が一定割合含まれれば自動的に不健全図書に指定できる)に関しては、効果が疑問視されるとして導入見送りになったとのこと。今後またこのような問題が出てくる可能性はありますが、とりあえずは一安心ですか(;´Д`)。
自分もこの件に関しては都の意見募集窓口にメールしました。
「表面的な描写のみで有害か否かを決めるのは疑問。あえてそういう部分を描くことでしか表現できない創作も存在する。都知事がかつて描いた作品の中にも、表面的な描写だけをとらえれば有害にしか思えないものが存在している」
「有害な情報をつぶして良しとするのは、子どもの教育に対する大人側の権利放棄なのでは? 真に必要なのは、子ども自身に良いこと・悪いことを区別できる倫理観を大人が教えられる環境作り(成人向け書籍に関して言えば、売る側が未成年には販売しないという毅然とした姿勢を示し実践すること)のはず」 あとは
「過剰な規制は都や国が新たな産業として期待している漫画・アニメの活力を奪う危険性がある」というあたりの意見も付け加えておきました。
唐沢俊一氏が日記で松文館裁判に関して触れていた部分(1/14の日記)にもありましたが、お上に対してはやみくもに反対と叫ぶよりも、いかに有利な条件で折り合いを付けさせるべく動くかが重要だと自分も思っているので。
出版関係とは別に、「未成年の深夜外出」に関する部分についても様々な提言がなされていますが、これに関しては自分は賛成派。家や家族が「安らぎの場所」になりえていないという問題を抱えている場合もあるだろうけど、深夜の繁華街を子どもがうろうろしている事に対して、何も感じずに容認しちゃう状況はおかしいだろう、やっぱり。
この件に関して記憶に新しいのは、
東浩紀氏のはてなダイアリー閉鎖騒動(※)でしょうか(笑)。
※ 横浜市の中田市長が「子どもの深夜外出規制と、それに伴う親に対する罰則を設けるべき」と発言したことに対して、東浩紀氏がはてなダイアリーにて「子どもに対する人権侵害では」と発言。コメント欄で収拾がつかないほどの論争に。その渦中、コメント欄をはてなユーザーのみ書き込み可能という制限をかけるも、翌日には更新停止を宣言。
この論争をROMしていましたが、「未成年のうちから夜遊びしないようでは一人前にはなれない」といった深夜外出肯定論が多かったのにはちょっと驚き「自分が保守的なのかな」と考えさせられた記憶があります。でも、子どもの自由に理解を示すことと放任することは別の話だし、上の方でも触れたように「子どもの教育に関する権利放棄」と紙一重なのではないのか自分は思うのです。
そして「罰則があるから」という理由で子どもを外に出さないようになったり、子ども自身が夜遊びしなくなったとしたら、それは単に覚悟が足りないだけだろうと。親が本気で子どもの深夜外出容認を「自分自身の教育方針」だと考えるなら、罰則上等という姿勢でそれを貫くべきだろうし、子どもも罰を受けるリスクも背負えないぐらいなら最初から夜遊びする資格はないだろう。義務やリスクも背負わずに自由だけを享受したいなんてのは、単なる甘えなんじゃなかろうか。
漫画の規制に関しては「行き過ぎ」という批判を受ける面はあっても、様々な団体や有志が反対運動を繰り広げたけど、「子どもの深夜外出規制は人権侵害だ!」とする反対運動は果たして起こるのだろうか……。
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( ・∀・)つ〃∩ ヘェーヘェーヘェー
Posted by 石黒直樹