歯車党日記

オタク系フリーライター&編集者・石黒直樹の徒然日記&コラムです

オタク系ライブのススメ

05/01/10-12:01
 この連休は出演者&客としてライブイベント連チャンでございました。編集&ライター仕事と平行しての強行軍だったのでキツかったですが、色々勉強になったりで楽しかったですわ。

日本オタク大賞2004(1/8・ロフトプラスワン)
 通路まで立ち見でぎっちりという大盛況ぶりに「俺がメインステージにいていいんだろうか(;´Д`)」と思わされまくりましたが、色々と勉強になりました。テレビ収録という縛りがあったために時間制限の仕切りがきつく、「これは取り上げなきゃ!」という話題に触れる前に次の月に移ってしまうことが多かったので色々と後悔(小栗由加さんの有無を言わせぬパワフリャアな進行アシスタントぶりには勝てませぬorz。このテンションとキャラクターが、本業の舞台ではどのように発揮されているのか確かめてみたくなりましたわ。)。
 去年は色々批判的なことも書いたけど、実際に出演してみるとフォローしきれないのもやむなしと思いつつ、岡田氏が初っ端に展開したバービーや救助ロボ話を強引にでも短く切り上げられれば、もっと色々な話題に触れられたのになという気も(出演者のくせに、話を聞き入ってしまう観客モードになってしまった俺がわるいんですが)。岡田・唐沢両氏に勝とうと思ったら、知識や理論よりまず「語りの技術」を磨く必要があるということですね。

「ライトノベル」についての言及が足りないという意見も聞かれましたが、これについても色々と思うところはあったり。作る側の現場があまりブームを実感していない(=作る過程にブームが影響を与えていない)を見ていることもありますが、今のライトノベルブームは実は「ライトノベル評論ブーム」なんじゃないかと。世間に認知されていないジャンル(漫画・アニメ・エロゲー等々)について「○○はもっと評価されるべきすごいものなんだよ!」という声が上がり、その流れの中で「語りたい!」というファンの欲求と評論本で一稼ぎしたいサブカルライターの思惑が一致する形でこういったムーブメントが作られるのはよくあることですから。本番では更科氏とみのうら氏の間で「何を持ってライトノベルというのか?」という議論がメインになったので触れられませんでしたけど。個人的に本来の意義とは別の部分で評価されはじめるとジャンルの危機が訪れるという思いがあるので、このライトノベルブームもあまり肯定的には語れないんですよね。

 各所で話題になっていますが、個人賞&大賞について。
『石黒賞・ふたば☆ちゃんねる』
「顔も知らないオタク同士が、掲示板上でつながってネタを出し合うことで、さまざまなキャラクター・物語・ネタを産みだしていくという、創造性をリアルタイムで感じ取れる貴重な場」としての評価と言うことで。
『オタク大賞・擬人化キャラブーム(代表『びんちょうタン』)』
 舞台上で鶴岡氏が語っていた「電車や県の擬人化」はあまりにディープすぎてアレでしたが(笑)、OSたんやあふがにすタンを筆頭とするポジティブ系&NEVADAたんのような不謹慎ネガティブ系、ついにはフィギュア萌え族(仮)のあの人まで(笑)色々ありましたが、石黒賞の選考理由にも通じる「オタクの創造性」を象徴する流れだったのではないかと。代表者として「びんちょうタン」を選ばせてもらったのは、ユージンフィギュアの切なくも素晴らしい出来に加えて、地方自治体公認の「備長炭」イメージキャラになったという功績というのもあります。あと代表者がはっきりしてますし。

 あと選考の際に「賞はあくまでも前向きな評価として」というのがありました。話題性という点では選べばたぶん満場一致で賛同をいただけたと思うのですが……やっぱ『デビルマン』『フィギュア萌え族(仮)』に大賞というわけにもいかないだろうと(^_^;)。

 イベントのテレビ放映は以下の時間帯で行われますので、興味のある方はぜひチェックしてみてください。
スカイパーフェクTV・チャンネル279「MONDO21」にて、以下の時間に放映
1月22日・22〜24時(前・後編連続放映)
1月24&25日・19時30分〜20時30分(前・後編にわけて二日連続放映)
1月29&30日・12時30分〜13時30分(前・後編にわけて二日連続放映)


 まだはっきりとはしていないのですが、『裏オタク大賞』的フォローイベントもあるかも知れないそうなので、今回語れなかったことはそこでフォローできればいいかなと。出演オファーがあればの話ですが(;´Д`)。

アニメ会・カミングアウトトークライブ『アニメだった・12』
 自分が電撃大王でやっている「通スポ」で色々と告知やライブ招待プレゼントをやっている関係で、今回ご招待を受けたので野方区民ホールへ(なかなかスケジュールが合わずに招待されてもいけないことが多かったので)。知らない方のために説明すると、ピン芸人の国井咲也氏&大川興業所属の漫才コンビ「ペイパービュウ」の三平×2(みひらさんぺい)氏が、自らのオタク趣味を題材にひたすら濃ゆいオタク話を芸人ならではの語りと演出で見せていくトークライブユニット。それがアニメ会なのだ。
 今回は冬コミ後の初ライブと言うこともあり、それ絡みのネタ満載。昨年夏コミで三平氏が芸人オーラ皆無の単なる一オタクとなって黙々と買い物する様や、クリスマスイブ当日に国井氏がこれまた一オタクとなって秋葉原で買い物する様を追った盗撮映像、会場を恐怖(笑)に陥れた国井氏の「ネコミミモード」コスプレ、そしてお気に入りの美少女キャラをカテゴリー別に取り上げて熱く語るコーナーでは、『げんしけん』の大野さんラブな三平氏が足利の縁切り神社にまで出向き、大野さんと田中(ついでに『ケロロ軍曹』のモアと軍曹)が無事別れますようにと願をかけた絵馬を奉納してくる様子の写真レポートありと、何とも楽しいバカ話とネタで埋め尽くされた2時間でした。
 惜しむらくは客足がいまひとつ少なかった点かも。8日のオタク大賞などが面白かった人で、萌え系ネタに抵抗のない人なら絶対に行く価値ありの面白ライブですので、ぜひとも足を運んでみてください。最新ライブは以下の通りです。

『がんばって2時間萌えまっしょい!』
会場/秋葉原・CURE MAIDカフェ
日時/2月10日・午後7時スタート
出演/アニメ会、サンキュー・タツオ 沖縄の比嘉 亀子のぶお


 アニメ会をはじめとするオタク芸人が集結し、オタクトークとお気に入りキャラとの妄想ファンストーリーを語り尽くす、何とも破壊力満点のトークライブです。場所も秋葉原のメイド喫茶となじみ深い場所ですので(笑)、ぜひとも足を運んでアニメ会を体験してみてください。
ネットアイドルいしぐろ(違う)はアニメ会を応援します。



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Posted by 石黒直樹
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