歯車党日記

オタク系フリーライター&編集者・石黒直樹の徒然日記&コラムです

大谷昭宏氏への質問状

04/11/25-21:41
 奈良県で起きた小学生誘拐殺人事件の犯人像として「フィギュア萌え族」なるものを提唱し、オタク界隈ですっかり冷笑されているジャーナリスト・大谷明宏氏。そんな氏が日刊スポーツに寄せたコラムの内容がまた実に香ばしく、本田透@しろはた氏もいたくご立腹。俺も怒りにまかせて大谷氏を糾弾しようかと思ったのですが……。

 ちょっと待て! 仮にも30年以上のキャリアを持つベテランジャーナリストである大谷氏が、まさか的外れな偏見や聞きかじりの知識だけで、差別意識丸出しのオタク叩きを大手メディア上で展開するだろうか? きっと大谷氏自身も年季の入ったオタクであり、萌えゲーやフィギュアにはまった末にあのような結論に至ったに違いない! まさかそういった裏付けも無しにああいった発言はしないだろう。何せベテランジャーナリストなんだから。そんなわけで、大谷氏があのような意見へと至った経緯を勉強させてもらうべく、以下のようなメールを送らせていただきました。

前略

 はじめてメールさせていただきます。わたくし、フリーの編集ライターを生業としている石黒直樹(本名・○○○○)という者です。主にオタク関係の出版物での仕事を中心としており、大谷先生が奈良の小学生殺傷事件の犯人として槍玉に挙げておられる「フィギュア萌え族」なる極めて初耳の呼称の読者も仕事の対象としています。

 大谷先生は各メディアで今回の事件を語られる際に、萌えやオタクと呼ばれる人々のことを「人間との対話と感情を全く拒絶している」「自分の意に沿わない応えや少女の心の動きを完全に拒絶する」「誘拐直後に(少女を)殺害しているということは、犯人は一刻も早く少女をモノを言わないフィギュアにしたかったことは間違いない」と糾弾しておられますが、いったいこれはどこの世界のオタクの話なのでしょうか? 各種イベントやホビーショップ、秋葉原などに頻繁に足を運んだり、誌面を通してオタクに触れている身としては、あまりに実状とかけ離れた大谷先生の語られるオタク像に大変興味を惹かれます。
 
 ぜひとも参考にお聞かせいただきたいのですが、大谷先生が「フィギュア萌え族」なる犯罪者像を作り上げるにあたり、どういった「萌え」や「フィギュア」にどれだけの時間触れられていたのでしょうか? そしていったいどれだけのオタクと呼ばれる人と直に接して上記のような犯罪者像を作り上げるにいたったのでしょうか? 大谷先生ほどのキャリアのあるジャーナリストのことですから、よもや低俗なニュースバラエティや週刊誌のように、偏見や聞きかじりの知識だけであのような差別意識に満ちた意見を発表するとはとうてい思えませんので。具体的にどのようなマンガ・アニメ・ゲームをごらんになったり、フィギュアを買われたりして、どの程度の期間それらの趣味の世界に触れられたのか、ぜひお聞かせください。あれだけはっきりと言い切られる以上は、少なくとも数年来のキャリアがあるとお見受けいたしますので。
 
 萌えを仕事で扱うものとして、今後の活動の参考にしたいと思いますので、大谷先生からの真摯なるご返答をお待ちしております。
 
草々


 話の通じない匿名の荒らしをシカトする自分と違って、ベテランジャーナリストの大谷氏ですから、きっと何かしらの返事はいただけると思います。もし何かしらの返事が来たら、BLOG上で公開しますので。





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( ・∀・)つ〃∩ ヘェーヘェーヘェー

Posted by 石黒直樹
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